菫凱苗

菫凱苗

(スガイナエ)

【魔瘴鬼】の真祖の眷属の一人。

眷属の中で唯一スガイ・レミルというカルファ名が公開されている。

【異能力】は【異能力無効化】。

異能力都界編

【第４節 都界のナマエ】にて、【智志】の前に現れた。【雄大】が異世界に行ったことを知っていた。

【第７節 ルテリアの草原に】にて、妖女に取り憑かれた雄大が【カルファ諸島】に行く前に会っていたことが判明。“計画は順調”と話していた。さらに雄大を【プリネラ】と呼んでいた。

【第14節 自身のハナシ】にて、智志に盗聴器をつけ、雄大の話を聞いていた。そこから二人を館へ招待した。

【第15節 目的サガシ】、【第16節 革命のオモイ】、【第17節 ナカマと為す事】にわたって、【Spring】にプリネラの経緯や、自分たちが真祖を裏切った理由などを説明した。

作者いわく、“菫凱苗の昔話コーナー”。

【天柏第二研究所】の潜入の指揮を務め、【柊遇蔓】と対峙する。敗北するも、【菊我土】と【桔梗芽】を自ら気絶させ、交渉に出る。どうやら柊遇蔓がほしい情報を持っている模様。それを提供する代わりに霊核を奪われてほしいというダイレクトな交渉だが、柊遇蔓はそれを受け入れた。話の詳細は公開されておらず、この作品で初めての伏せ字まで使われた。

また、【異能力無効化】以外にも異能力を持っており、【夜魔蛇瑯】から授かった異能力は包帯を巻くことで封印していたが、このときに封印を解く。赤い剣を無数に発現させて攻撃する。ネムノとツオを一瞬で気絶させてしまうほど。

妖寵術都界編

【第５幕 仲間トシテ】にて、【慈脈の霊核】の秘密を明かし、雄大の経緯について考察する。

【第10幕 二世界イレチガイ】にて、慈脈の霊核を【カレトア皇国】に返しに行く。このときに、【ラスクド】の機密管理室のキーを【ウツギ】に渡した。

【第14幕 嘲笑ジアイ】にて、“【Spring】には【ネムノメキラノ】を殺せない”と大胆な予想をする。異能力都界編で【蓮羅茎】に勝てると言ったわりには不思議な発言である。

【第15幕 仲間それゾレ】にて、蓮羅茎と交渉する。また、雄大に“魔瘴鬼の薬”を打った。