絵本版とくたびその3

Last-modified: Mon, 08 Jun 2020 17:24:41 JST (1439d)
Top > 絵本版とくたびその3

絵本版とくたびその3 Edit

「絵本版とくたび」の第三巻。

1stseasonの第10〜12話、

2ndseasonの第1~6章の内容をまとめられたもの。

定価1380円。


概要 Edit

作者曰く、「徳旅の象徴」と言えるほどの名シーンが収められている。

 

開始早々衝撃的な展開が続き、手始めに【小雌】が【同期の仲間たち】を一瞬で殺してしまう。そして【黒い刀】で自身の心臓も貫く。

一連の行為は全て天柏が肯定した“小雌の生きる意味”であり、雄大に課せられた意味と反逆について言い残して刀に吸い込まれていく。雄大が儀式を行おうとした時に刀は雄大の中に取り込まれ、雄大小雌の言う“反逆”に従うため、再び【天柏第一研究所】を抜け出した。

 

雄大の魔瘴の比率が高くなり不老不死となって10年ほど各地を彷徨っていた。

 

そんなある日、偶然【菊我土】と出会い、格上の魔瘴鬼である彼に、絶望から立ち直れない自分を殺してもらう。

 
 

200年が経った現在、生まれ変わりを果たしてもその記憶は継がれ、前と同じ容姿で育ってきた雄大は、すでにその人生を諦めていた。

 

結局何の幸せを掴んでも【天柏教】の規定内と、心を半分閉ざしながら生きてきた。

 

だがその話を聞いた【Spring】の4人は、彼を受け入れ、人間でも魔瘴鬼でも関係ないと彼をフォローし、自分たちは家族だとまで言い出した。

 

雄大はそれに逆上し抵抗したが、仲間たちは一緒に天柏を止めようとまで言い出し、雄大も心を開くのであった。

 

それまでの全てを盗聴していた(おそらく絵本版1の最後から)【マリオネット】が姿を現し、雄大の記憶がそのままであることを確認し、襲いかかるが、5対1のため苦戦し、雄大の【付加術】によって倒される。

 

そして死に際(?)に天柏第一研究所へ誘導するような遺言を残す。


おまけ Edit

 

途中で謎解きが入る。なかなかの難易度で、パッと見て問題とイラストが一致しないので、ひらめきが必要となる。

 

またアンケートで解けたかという質問を募集しているが、やはり解けないという声が多い模様。