第21節 オニの向かう先
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第21節 オニの向かう先
2019年6月9日に連載
概要
柊遇蔓が初登場する。“妖精から人間に戻す研究がもうすぐ完成する”という発言をする。その研究に千年かかったらしいが、それも真祖が言った通りの年月。大きな伏線になりそうなシーン。
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その時研究所内に真祖に支配された蓮羅茎が潜入し、慈脈の霊核の部屋へ向かうが、彼が計画の本命ではないと気づき、ヒグウは後者を警戒する。
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その後者とは、Springの5人と、菊我土、桔梗芽、菫凱苗の計8人で、柏中央体育館で時間になっても来ない蓮羅茎を待っていた。
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やむを得ずそのまま進もうとすると、鐵岑が柊遇蔓と蓮羅茎の気配を研究所内に察知する。菫凱苗の計画が狂い、考察を述べながら入り口に近づいていると、その場にいる魔瘴鬼の全員が夜魔蛇瑯の気配を察知する。
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一方、蓮羅茎は真祖に心を乗っ取られ、精神世界で鬱状態になっていた。どうやらリニラを生き返らせる計画は、真祖によって放棄されていた様子。さらにハスクは、魔瘴鬼として穢れてしまった自分をリニラは愛してくれるはずがないと、すでに諦めてしまっている様子だった。
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しかし彼の心情はお構い無しに、真祖は彼を傀儡として扱うため、彼の欲を促進させるのであった⋯。