第25節 不死者のイト

第25節 不死者のイト

2019年7月21日に連載

挿入画は菫凱苗。

概要

柊遇蔓に完敗した魔瘴鬼の三人。柊遇蔓が霊核へ向かった子供の様子を見に行こうとすると、突如無数の赤い剣が現れ、桔梗芽と菊我土を気絶させ柊遇蔓をも囲む。

それはどうやら菫凱苗のもう一つの異能力らしく、異能力無効化が元々手にしていた力、そして赤い剣の能力は真祖からもらったが封印していたとのこと。

ヒグウ以外の者には隠していたため二人を気絶させたが、さらに交渉を持ちかける。

霊核を譲り受ける代わりに真祖さえ恐れた“⋯⋯⋯⋯⋯⋯”の情報を教えると言う。

この詳細は妖寵術都界編が終わってもなお明かされていない。

一方鐵岑、越前、片桐の３人は幻術により雄大たちを逃がすことに成功するが、居場所を突き止められ敵に囲まれてしまう。苦し紛れの時間稼ぎをしていると、ある者の命令によりその敵部隊は別の敵を撃つために引いていく。その場に残った敵はたったの二人だったが、その二人がとてつもなく強いことを鐵岑は気配で察する。

【ネムノメキラノ】と【ツオバキルド】という人物で、かなり上位の魔瘴鬼ということがわかる。

その後怒涛の戦いが繰り広げられるが、惜しいところで３人は負けてしまう。

そのまま情報を吐かせようと拷問が始まろうとしていた⋯。